北里柴三郎の業績は、「科学者としての真の学問追及」「社会事業家としての国創」「教育者としての人材育成」に集約できる。北里大学は、北里が成した学統を受け継ぎ、北里が顕現した「開拓」「報恩」「叡智と実践」「不撓不屈」を建学の精神としている。
北里は常々、「事を処してパイオニアたれ。人に交わって恩を思え。そして叡智をもって実学の人として、不撓不屈の精神を貫け。」と門下生に説いた。これを淵源とする建学の精神「開拓」「報恩」「叡智と実践」「不撓不屈」は、各々以下の意を表わしている。
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開 拓 : |
「事を処してパイオニアたれ」 |
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科学の世界ではパイオニアとなり独創性に富んだアイディアを持つ。 |
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報 恩 : |
「人に交わって恩を思え」 |
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自分を育ててくれた人と社会に感謝し社会に貢献することで、恩に報いる。 |
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叡智と実践 : |
「そして叡智をもって実学の人として」 |
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学んで得た知識と技術を実践の場に活かし社会に還元する。 |
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不撓不屈 : |
「不撓不屈の精神を貫け」 |
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そのためには、いかなる困難にも屈することなく、果敢にチャレンジする。 |
本学に学ぶ者は、この精神に徹して学業に励み、技能を磨き、徳性を養い、将来有為なる科学人たらんことを期すことが求められる。
学祖北里柴三郎の旺盛なフロンティアスピリットと、真理探求への飽くなき姿勢を精神的な基盤とする北里大学は、7大学院と7学部、一般教育部、3付置研究所、4大学病院を有し、生命科学に特化した個性的な大学として、社会的に評価されている。
大学の理念は、学術の中心を担う本学が、独自の知的価値の創出と人材育成を通じて社会的使命を達成するため、いかなる教育、研究、医療活動を展開するかの基をなすものである。
本学では、建学の精神を21世紀の現代に投影させた次の各項目をもって大学の理念となし、大学組織の到達目標及び行動規範としている。
| 1. | 生命科学の最先端に位置する教育学術研究機関となる。≪生命科学のフロンティア≫ |
| 2. | 社会の要請に応じた教育と基礎研究・応用研究に最善を尽くし、絶えず改善改革を進める。 |
| 3. | 新研究分野の開拓や新規技術の創出ができる独創性と開発能力の涵養を通じ、生命科学をリードする研究者、教育者を養成する一方、専門職業人として必要な高度専門知識・技術を教授し、社会に有為な人材を養成する。 |
| 4. | 生命科学の最新の知見を学生、教育者、研究者のすべてに望みどおりに提供する。 |
| 5. | 教育・研究・医療の諸活動を通じて社会貢献を目指す。 |
このような理念の下、本学は、目指す将来像を「健康・環境・食の連携により、生命科学と医療科学を学ぶ総合大学」とし、日々、教育・研究・医療の向上に努めている。