CanadaGairdnerGlobalHealthAward 大村智特別栄誉教授

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2014 Canada Gairdner Global Health Award に大村智特別栄誉教授

  このたび、大村智特別栄誉教授が、カナダのガードナー財団から、途上国の人々の健康の向上に多大な貢献をした科学者に贈られるカナダ・ガードナー国際保健賞の受賞者に、日本人で初めて選ばれました。
  大村特別栄誉教授は、1979年に日本の土壌から見つけた放線菌の作る物質が動物の寄生虫に効果があることを発見し、この物質を基に開発した薬剤が、アフリカや中南米の風土病オンコセルカ症(河川盲目症)やリンパ系フィラリア症など、複数の熱帯病の特効薬となり、数億人の人々を救っています。
  今回の受賞理由は「微生物Streptomyces avermitilisを見出し、メルク社との共同研究によりその生産物である類い稀な生物活性物質エバーメクチンを発見してイベルメクチンの開発へと導き、多くの寄生虫症の治療に成功し世界的共同体(WHO, World Bank etc.) を河川盲目症の撲滅へと導いた」とされ、顕彰されました。
  受賞式は10月30日、トロントで行われます。

プロフィール 大村先生
大村 智(おおむら さとし)
北里研究所顧問。北里大学特別栄誉教授。

1935年山梨県生まれ。63年東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了。北里大学薬学部教授、社団法人北里研究所所長を経て現職。薬学博士、理学博士。
専門は天然物有機化学。
ヘキスト・ルセル賞、プリンス・マヒドン賞、テトラヘドロン賞、アリマ賞、文化功労者等。日本学士院会員、米国科学アカデミー外国人会員、レオポルデイナドイツ科学アカデミー会員、フランス科学アカデミー外国人会員、中国工学アカデミー外国人会員、英国王立化学会名誉会員ほか。