理事長からのご挨拶
理事長からのご挨拶
未来を目指す
学校法人北里研究所、第21期理事長の小林弘祐です。第20期に続き、2020年7月1日から4年間理事長を務めることとなり、気持ちを新たに本法人の舵取りをして参ります。引き続き、よろしくお願いします。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行は、現代の科学技術をもってしても制御できない、また治療しえない感染症が存在することを人類に改めて思い知らせました。学祖 北里柴三郎博士とその一門が今から130年以上も前に心血を注いだのは、コレラ・破傷風・ペスト・結核・赤痢といった、当時治療法のない致死的な感染症の予防と征圧でした。全世界でCOVID-19の治療薬・予防薬を創製する挑戦が続く中、私たち学校法人北里研究所・北里大学は、その挑戦のための叡智と人材、かつ伝統を有する組織である、と自負しています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行は、現代の科学技術をもってしても制御できない、また治療しえない感染症が存在することを人類に改めて思い知らせました。学祖 北里柴三郎博士とその一門が今から130年以上も前に心血を注いだのは、コレラ・破傷風・ペスト・結核・赤痢といった、当時治療法のない致死的な感染症の予防と征圧でした。全世界でCOVID-19の治療薬・予防薬を創製する挑戦が続く中、私たち学校法人北里研究所・北里大学は、その挑戦のための叡智と人材、かつ伝統を有する組織である、と自負しています。
学祖が大切にしていたのは“実学”でした。実学とは、「学問や研究を社会に還元し、実生活の役に立つことを目指す」ことです。学校法人北里研究所は、「いのちを尊(たっと)び、生命の真理を探究し、実学の精神をもって社会に貢献する。」ことを理念としています。北里柴三郎博士と2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智特別栄誉教授に続く“実学”の伝統が、この地球規模の難局を打開し未来を切り拓く一助となることを望んでおります。
さて、第20期理事会では、「盤石な財務体質を確立し、より質の高い教育・研究・医療を支える体制を築く」というミッションの「盤石な財務体質の確立」に重点を置き、諸課題を解決してきました。第21期理事会では、「より質の高い教育・研究・医療」に重点を移し、学校法人の本分である「次世代の育成」に力を注ぎ、そして、未来を目指します。
さて、第20期理事会では、「盤石な財務体質を確立し、より質の高い教育・研究・医療を支える体制を築く」というミッションの「盤石な財務体質の確立」に重点を置き、諸課題を解決してきました。第21期理事会では、「より質の高い教育・研究・医療」に重点を移し、学校法人の本分である「次世代の育成」に力を注ぎ、そして、未来を目指します。
学校法人北里研究所 理事長
小林 弘祐
小林 弘祐