北里大学の開学(1962 -)
北里大学の開学(1962 -)
北里研究所100年の歴史の中で最も重要な出来事であり、今日の北里の在り方を決定づけたのが、創立50周年の折り返し地点に記念事業として設立された学校法人北里学園である。1962年(昭和37)年4月に北里大学は開学した。衛生学部2学科でスタートした当初は、校舎はまだ建設途中で教室も少なかったが、北里研究所や慶応義塾大学医学部の全面的なサポートのもとで教育が進められ、2年後には薬学部を、さらにその2年後には畜産学部を開設し、総合大学への足固めを着々と進めていった。
また、学部の増設と併せ、新たに十和田、相模原にもキャンパスを開設し、環境の整備を進めた。また、教育事業への展開を図りつつ、国産初の生ポリオワクチンの製造に成功するなど研究活動も精力的に行い、北里はハードとソフトの両面でさらなる充実期を迎えた。
また、学部の増設と併せ、新たに十和田、相模原にもキャンパスを開設し、環境の整備を進めた。また、教育事業への展開を図りつつ、国産初の生ポリオワクチンの製造に成功するなど研究活動も精力的に行い、北里はハードとソフトの両面でさらなる充実期を迎えた。