研究成果の顕現(1979 -)
研究成果の顕現(1979 -)
日本経済が高度成長期から安定成長期へと移行したこの時期、北里においても、半世紀にわたり蓄積した研究成果や社会的活動の結実が随所に見られた。北里研究所は、ワクチンの開発・製造を中心とした伝染病予防を目的とした研究開発から、研究対象を感染症全般に拡げ、各方面で優れた研究成果を生み出していった。
一方、北里学園は北里大学病院の機能を補完する北里大学東病院を開院、また看護学部を設置し、新潟県に北里大学附属北里保健衛生学院(現・北里大学保健衛生専門学院)を開校するなど、これまで以上の社会貢献が可能となった。また、創立以来のシンボルであった白金キャンパスの北里研究所本館を愛知県犬山市の博物館明治村に移築し、文化的に貴重な建築物の保存を行った。
一方、北里学園は北里大学病院の機能を補完する北里大学東病院を開院、また看護学部を設置し、新潟県に北里大学附属北里保健衛生学院(現・北里大学保健衛生専門学院)を開校するなど、これまで以上の社会貢献が可能となった。また、創立以来のシンボルであった白金キャンパスの北里研究所本館を愛知県犬山市の博物館明治村に移築し、文化的に貴重な建築物の保存を行った。