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黄色ブドウ球菌食中毒の嘔吐メカニズム
~小型霊長類を用いて90年越しで解明~

 北里大学獣医学部の小野久弥講師、弘前大学大学院医学研究科の中根明夫特任教授らによる共同研究チームは、コモンマーモセットを用いて黄色ブドウ球菌による嘔吐型食中毒の発症メカニズムを解明しました。本研究により、黄色ブドウ球菌の作る毒素「ブドウ球菌エンテロトキシン」が消化管の肥満細胞からヒスタミンを放出させ、嘔吐を引き起こすことが明らかとなりました。本件に関する論文は、2019年6月3日(アメリカ太平洋時間)付、国際学術誌『PLOS Pathogens』に掲載されました。

問い合わせ先

研究に関すること

北里大学獣医学部 人獣共通感染症学
講師 小野 久弥(オノ ヒサヤ)
〒034-8628 青森県十和田市東二十三番町35-1
TEL:0176-23-4371
FAX:0176-23-8703
弘前大学大学院医学研究科 生体高分子健康科学講座
特任教授 中根 明夫(ナカネ アキオ)
〒036-8562 青森県弘前市在府町5
TEL:0172-39-5033
FAX:0172-39-5034

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弘前大学
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