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花木秀明教授(大村智記念研究所感染制御研究センター長・COVID-19対策北里プロジェクト代表)が科学技術・イノベーション戦略調査会で「新型コロナウイルスに関する研究開発状況について」を講演しました
2020年7月21日(火)、自由民主党本部で行われた科学技術・イノベーション戦略調査会「医療分野の研究に関する小委員会」に、花木秀明教授(大村智記念研究所感染制御研究センター長・COVID-19対策北里プロジェクト代表)が講師として登壇し、「新型コロナウイルスに関する研究開発状況について」として、北里大学におけるイベルメクチンの研究開発状況及び諸課題について講演を行いました。
講演では、学祖北里柴三郎から2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智特別栄誉教授へと続く感染制御の伝統や創薬の実績を踏まえて「COVID-19対策北里プロジェクト」を実施していること、世界各地のイベルメクチンの研究に関する紹介ののち、本学で実施予定のイベルメクチンの医師主導型治験について説明を行いました。
イベルメクチンの医師主導型治験では、メルク株式会社と協議し、今般の新型コロナウイルスによる社会的影響などに鑑み、本学で医師主導型治験を実施することになった経緯や、今後の予定などを紹介しました。
一方、イベルメクチンの原材料であるエバーメクチンの供給体制ほか、日本での抗菌薬の供給体制がほとんど諸外国に依存していることなどについて問題提起をしました。
COVID-19対策北里プロジェクトにて実施予定のイベルメクチンの医師主導型治験及びイベルメクチン誘導体による創薬が、AMED『令和2年度 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(2次公募)「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発」』に採択されたことにも触れ、同プロジェクトによる新型コロナウイルスに関する研究を強力に推進していることを報告しました。
講演では、学祖北里柴三郎から2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智特別栄誉教授へと続く感染制御の伝統や創薬の実績を踏まえて「COVID-19対策北里プロジェクト」を実施していること、世界各地のイベルメクチンの研究に関する紹介ののち、本学で実施予定のイベルメクチンの医師主導型治験について説明を行いました。
イベルメクチンの医師主導型治験では、メルク株式会社と協議し、今般の新型コロナウイルスによる社会的影響などに鑑み、本学で医師主導型治験を実施することになった経緯や、今後の予定などを紹介しました。
一方、イベルメクチンの原材料であるエバーメクチンの供給体制ほか、日本での抗菌薬の供給体制がほとんど諸外国に依存していることなどについて問題提起をしました。
COVID-19対策北里プロジェクトにて実施予定のイベルメクチンの医師主導型治験及びイベルメクチン誘導体による創薬が、AMED『令和2年度 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(2次公募)「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発」』に採択されたことにも触れ、同プロジェクトによる新型コロナウイルスに関する研究を強力に推進していることを報告しました。
- 「COVID-19対策北里プロジェクト」については、こちらをご覧ください。
https://www.kitasato.ac.jp/jp/about/activities/covid-19.html
問い合わせ先
学校法人北里研究所 総務部広報課
〒108-8641 東京都港区白金 5-9-1
e-mail:kohoh“AT”kitasato-u.ac.jp
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※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。