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北里研究所、東洋紡株式会社・株式会社椿本チエインと次世代型新型コロナウイルス多検体検査法開発 共同研究契約を締結
学校法人北里研究所(所在地:東京都港区、理事長:小林 弘祐、以下「本法人」という)は、東洋紡株式会社(本社:大阪市北区、社長:楢原 誠慈、以下「東洋紡」という)と株式会社椿本チエイン(本社・大阪市北区、社長:大原 靖)との間で、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による『令和2年度 「ウイルス等感染症対策技術開発事業」(3次公募)「早期・大量の感染症検査の実現に向けて、新しい検査手法やシステム等の確立を目的とする開発・実証研究支援」』に採択された、研究課題名「多検体検査を可能にする次世代型オートメーション技術を利用した画期的な新型コロナウイルス検査法の確立(以下、「本研究」という)」に関する共同研究契約を2021年1月29日に締結しました。本研究は本法人が展開している新型コロナウイルス感染症に関する様々な研究プロジェクト「COVID-19対策北里プロジェクト」の一環として、法人の理念に則り実施するものです。
背景
2021年1月28日現在、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の国内の感染者数は37万人を超え、我が国だけではなく、世界的規模で第3波の流行に襲われています。このような状況下において、大量の検体検査と処理時間の短縮を両立する検査システムの開発は、新型コロナウイルスへの感染状況の実態を把握し適切な医療を提供するためにも喫緊の課題となっています。こうした社会的課題の解決に向けて、本法人が展開しているCOVID-19対策北里プロジェクトの実施体制・取り組みと、東洋紡の培ってきたDNAポリメラーゼをベースとした研究用試薬の技術、そして椿本チエインが有する全自動化技術を組みわせた独創的かつ実現可能な、画期的な検査システムの構築を目指し、本研究を実施します。本研究は2021年3月末までの実証実験完了と、2021年6月の実用化を目指します。
問い合わせ先
報道に関すること
学校法人北里研究所
総務部広報課
〒108-8641 東京都港区白金5-9-1
TEL: 03-5791-6422
E-mail:kohoh“AT”kitasato-u.ac.jp
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