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5-アミノレブリン酸(5-ALA)によるネココロナウイルスの増殖抑制効果を確認

 この度、北里大学獣医学部(青森県十和田市)の高野友美教授らは、ネオファーマジャパン株式会社(東京都千代田区富士見2-10-2、代表取締役 河田聡史:以下NPJ)との受託研究により、5-アミノレブリン酸*1(以下、「5-ALA」)に、ネココロナウイルスの増殖を抑制する効果があることを明らかにしました。本研究成果は、猫伝染性腹膜炎*2(以下、「FIP」)治療薬開発などに応用できる可能性があります。
 本研究成果は、2021年2月10日、獣医学系の国際オンラインジャーナル Frontiers in veterinary science に掲載されました。
※なお、ネココロナウイルスは、COVID-19原因ウイルスである新型コロナウイルスとは異なる種類のコロナウイルスです。

研究成果のポイント

  • FIPに対する治療薬が求められている。
  • 5-ALAはFIP原因ウイルスであるネココロナウイルスの増殖を培養細胞において抑制した。
  • 初代培養されたマクロファージにおいても、ネココロナウイルスの増殖抑制の傾向がみられた。

問い合わせ先

研究に関すること

北里大学獣医学部 獣医伝染病学研究室
教授 髙野 友美
〒034-8628 青森県十和田市東二十三番町35-1

報道に関すること

学校法人北里研究所 
総務部広報課
〒108-8641 東京都港区白金5-9-1
TEL: 03-5791-6422
E-mail:kohoh“AT”kitasato-u.ac.jp
ネオファーマジャパン株式会社
千代田区富士見2-10-2 飯田橋グランブルーム4階
TEL(直通):080-3555-4327 TEL(部代表):03-6261-6779
担当者:佐野 悠樹(人事総務部)
E-mail:yuki.sano”AT”neopharmajp.com
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。

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